ゆりかごの特徴

心と体を耕す保育

☆仏教の教えを根っこにして、生かされている自分に気がつき、
命を支えてくれている人やものに「ありがとう」の心を持つ。

☆「愛されること愛すること」をたっぷり経験する。

☆歩く力をしっかりつける。

☆五感を駆使して心と体を動かす。

☆手仕事をたくさん取り入れる。

☆絵本をいっぱい読み、いい歌をたくさん歌う。

☆ハンディを持ったお友だちもみんなと同じように生活し、
お互いに助けたり助けられたりしながら、生き生きと毎日を暮らす。

体づくり

生きる力につながる体づくり

外あそびをたくさんしながら、お日さまや風や空気を感じ、
自然の素材を相手にたっぷり遊びます。
お散歩や山あそび、山歩きを、子どももおとなも楽しみます。
そして夏も冬も、素足で暮らし、
生活をとおして歩く力を、しっかりつけていきたい
と思っています。
寒さ暑さに対応できる力を育てながら
丈夫で、しなやかな、生き生きした体をつくります。

環境

お寺ばかり37ヶ寺かたまってある中の、
一つのお寺の境内に

春は、園庭でお花見、摘み草。まわりに木が多いので、野鳥もいっぱい。
夏の蝉しぐれはうるさいほど。
やがて、バッタやコオロギを追いかけるのに忙しくなって、秋。
この頃の紅葉は、見事です。
秋が過ぎると、落ち葉が風に吹かれてヒラヒラ。
どんどん葉っぱがなくなって、見る間に空が広くなる冬。
園の門を一歩出ると、石畳あり、砂利道あり、
土の道もあり、お寺の塀に沿って一段高い通路あり。
ちょっと足を伸ばせば、史蹟名勝の双ヶ丘に到着。
街中にありながら、車の心配もなく、
四季折々の、風情に満ちた保育園の界隈は
小さな子どもたちにとって、格好の散歩道であり
心と体を耕していくのに、とてもしあわせな
環境です。

縦割り保育

2才児から年長児まで、毎週1日一緒に生活

自分より小さなお友だちが、かわいくて
思わず、ギュッと抱きしめたり
食事やおしっこの世話をしたり。
お兄ちゃんみたいに、こまを回したい!
お姉ちゃんて、三つ編みじょうずに編めるんやな。
小さい人も大きい人も、それぞれに感じて、思って
影響を受けあって、大きくなっていきます。
1978年に、縦割り保育を始めました。
前期は、3才児~年長児
後期から、2才児が入ります。
ひとクラス、だいたい25人を、2人の保育者が担当します。

コーナー遊び

縦割り保育の日は コーナー遊び

縦割りのお部屋に登園して、朝のおはじめがすんだら
あとはどのお部屋で遊ぼうと、
子どもたちの自由です。
それぞれのお部屋に、それぞれの遊びが用意され
子どもたちを待っています。
子どもたちは、自分の意志と責任で選びます。

・つくってあそぶお部屋
・土粘土のお部屋
・絵本のお部屋
・組み立てあそびのお部屋
・手仕事のお部屋
・カプラのお部屋

みんなこの日が楽しみです。

みんな一緒の保育

みんな同じ子供

体や心に ハンディを持っている子も
みんな おんなじ子どもです。
「愛されること愛すること」を
たっぷり経験して
保育園生活を みんなと一緒に
楽しみます。

助けられたり 助けたり
自分にないものはもらったり
あるものは あげたりしながら
一人ひとりの 一つひとつの違いを
そのままで受け入れること
一番大事にしてしています。

毎年 ハンディを持った子どもたちが
7、8人 それぞれのクラスで
暮らしています。
どろんこの会
心身にハンディを持っている卒園児の、家族の会。
年に一度、家族一緒にみんなで保育園に戻ってきて、
元気を確認しあいます。
食べて、飲んで、しゃべって、子どもも大人もリフレッシュ!
コンサートや講演会も開催。
すべて保護者の運営です。
  どろんこジュニアの会
心身にハンディを持っている在園児のお母さんを中心に、
卒園児のお母さんや、ゆりかご出身以外のお母さんたちも一緒の、
ざっくばらんな集まり。
近況や悩みや、心配なことなど出し合って元気をもらったり、あげたり。
我が子自慢で盛り上がることも。
笑ったり泣いたりしながらの普段着の会です。
年に数回集まっています。
こちらも、お母さんの運営です。

食事

日本に伝わる 和の味をあじわう

ひじきの酢の物 だーいすき
煮魚 好きだよ
レバーのコロッケも おいしいよ
酢っぱい味も平気 へいき
おかわり たくさん あるからね

大事にしていること
・和食を多くして 和の味をたのしむ。
・旬のおいしい食材をつかう。
・咀しゃく力を養う食材をつかう
・カルシウム、鉄分がたくさんとれるメニューを考える。
・バラエティーに富んだメニューを取り入れる。
・楽しく食べられるように工夫する。

子どもたちが、食べることに意欲をもち
「食」に興味をもつように
保育者だけでなく、栄養士も「食」のお話をしたり
からだの仕組みや、栄養についてお話をしています。

おやじの会

お父さんは、縁の下の力持ち!
お父さんにしかできないこと、
お父さんだからできること。

 

おやじの会会長より

 今から10数年前に、先輩お父様方達がr子供たちの笑顔』が絶えない環境づくりの一助として立ちあげられ、現在に至っております。
 行事運営のお手伝いが中心。行事の前日の設営準備や、当日の運営及び後片付けなど。お手伝いの後の足洗いも有志で…(笑)
 盆踊リ大会(夏)・運動会(秋)(冬)・園庭整備(随時)など。
 『子供たちの笑顔』をみたいが為!その一言に尽きます。すべての行事に参加出来なくても大丈夫です。少しでもお時間に都合がつく日がある日に参加出来ればOK!

ゆりかごより

 運動会や、作品展の会場作りなど、毎年本当に助かっています。
 これからは縁の下の力持ちだけでなく、子供の遊びが盛り上がるような遊具・おもちゃを作ったり、子供達と思いっきり遊んだり、又お父ざん同士の親睦を深めたリ等、保育園とお母さんだけでなく、お父さんとも子育ての協働ができたらいいなと思います。よろしくお願いします。